2011年12月30日金曜日

さよなら2011年



2011年。
素敵な人に、素敵なものごとに、巻き込まれる1年でした。
巻き込まれる、なんてことばがあまりよくないのかもしれないけれど、
まさに、巻き込まれてしまった!という感じ。喜びを込めて。

地震も、タイの洪水も、中東の暴動も、他人事ではないし、
私自身に起こったことも、いいこともそうでないこともあった1年。
いいことも、悪いことも、きちんと受け止めて次につなげていけたら、と思います。


今年も(というか今までもずっと)人に恵まれて過ごしていられました。
みなさま、お世話になりました。ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。



2011年12月28日水曜日

時のはやさを思う



12月も末で、あっという間の年末。
街でよく耳にするご挨拶は「よいお年を!」。
毎年毎年言っているような気がしますが、ほんとうに一年って早いです。

お酒をよく飲む12月。忘年会やら、何やかや。
最近、やっと日本酒がおいしいと思えるようになってきました。
今まで、日本酒があまり好きではなかったのだけれど。あ、おいしい、と先日の忘年会で。
大人になるって世界が広がります。

20歳ぐらいのころは、30になる想像がつかなかったけれど、それでも30になるのが楽しみでした。きちんと歳を重ねていけたら、と思っていました。
あっという間に30歳手前。数ヶ月後に30になる同級生も、ちらほら。
以前思っていた、「歳をかさねる」ということ、ちゃんとできているのかな、と自分に思います。

私は「歳をかさねる」と言うことばをつかってきたけれど。
「歳を得る」ということばを使うひとに、今年出会いました。
そのひとは私より年上で、「歳を得てきた感じだよ」って言えるのは、素敵だな、と思ったので。

きちんと今年を反省して。
次に進めるよう気持ちを整理して、一年を終えるつもりです。

2011年12月21日水曜日

愛しきインド



インドにいたときは、インド的なものにおなかがいっぱいだったけれど。
世界の全てがぎゅっと凝縮してあるようなところ、インドがほんの少し、ほんの少し、
ほんの少しだけ今は恋しいです。

何かに試されてるのか!?と思う程仕事の忙しい最近。
日々ばたばたと過ごしています。師も走る、誰しも走る、師走。
このままばたばたと1年が終わりそうです。私はたくさん走った2011年。

2011年12月12日月曜日

朝食にオムレツを



朝食にオムレツを

ピーマンを小さく角切りにした。
トマトも小さく角切りにした。
マッシュルームを薄切りにした。
チーズも小さくコロコロに切った。

ボウルに四コ、卵を割り入れた。
泡立てないように掻きほぐした。
ピーマンとトマトとマッシュルームとチーズと
生クリームと塩と胡椒をくわえた。

厚手のフライパンにサラダ油を注いだ。
熱して十分になじんでから油をあけた。
それから、バターを落として熱しておいて
時混ぜた卵液を一どに流し込んだ。

中火で手早く掻きまぜた。
六分目くらいに火が通ったら返すのだ。
そのとき、まちがいに気がついた。
きみは二人分のオムレツをつくってしまったのだ。

別れたことは正しいといまも信じている。
ずいぶん考えたすえにそうしたのだ。
だが今朝は、このオムレツを一人で食べねばならない。
正しいということはとてもさびしいことだった。


長田 弘  『食卓一期一会』

2011年12月3日土曜日

11の次は



びっくり、びっくりしてしまいます。
もう12月がやってきたことに驚いています。
わかっているのですけれどね、11月の次は12月だってこと。

冬になるとチョコレートがおいしくておいしくて。
わりと、いつでも、かばんの中にチョコレート。
No chocolate, no lifeとまでは言わないけれど、No chocolate, no workな日々。
(たとえチョコがなくてもちゃんと働きますけれど、大人ですから。)

最近見たDVDでおもしろかったのは、『点子ちゃんとアントン』。
とてもよくって、ケストナー熱ふたたびで本を読んでいます。
『エーミールと探偵たち』も、『飛ぶ教室』も、すごーーくいいですよ。
エーリヒ・ケストナーってほんとうにすばらしい。
世界を変えた1人じゃないかと私は信じてます。
ケストナーが好きな人とは無条件に仲良くなれそうです、わたし。

落ち着かないままの12月。
仕事も気持ちも落ち着かないままの日々です。
日々の記録を少しずつつけることを小さな目標に、
できるだけ落ち着いて自分のペースで過ごそうと思っています。